目隠れ巫女に脳を焼かれ、車窓の旅に想いを馳せ、襲い掛かる死霊をタコ殴り。『BitSummit PUNCH』で気になった20作品を厳選ピックアップ
2026年05月22日~24日の3日間、京都みやこめっせにて「BitSummit PUNCH」が開催。総来場者数は驚異の68208人を叩き出し、多くのゲームファンで会場が埋め尽くされる歴史的ゲームイベントになりました。
本記事では、BitSummit PUNCHに出展されていたブースの中から、担当ライターが気になったゲームを20本紹介します。ジャンルや国を問わず厳選したラインナップになっているので、もし気になった作品を見つけた方はぜひウィッシュリストに登録して頂けると幸いです。
執筆:こうゆう
(HARF-WAYの中の人)
リ・ストーリー: 思い出修理屋 (ReStory)
『リ・ストーリー: 思い出修理屋 (ReStory)』は、街の修理屋となってお客さんが持ってくるアイテムを修復していくアドベンチャーゲームです。当然壊れていて動かないので、中身をバラして故障の原因を探っていきます。分解・清掃はもちろん、ジャンク品を購入してからニコイチ(生きてる部品を移植して合体させること)にすることも。
イベント当日に遊べたデモ版では、「携帯電話」「特殊コントローラー(実はAtari2600)」「懐中電灯」といったアイテムが登場。故障の原因になっている壊れたパーツはゴミ箱に捨て、生きてる部品を安値で仕入れてドッキング。お客さんが来ない時間帯に中古マーケットを徘徊するのが妙にリアルでクセになります。
▲Perfect!
制作チームの皆さんは携帯ゲーム機(PSPとか、DSとか)の修理経験があるとのことで、分解・修理のリアリティにもこだわっているとのこと。筆者も小さい頃にPSPを直そうとして、精密ドライバーでネジ山を破壊してトドメを刺したことがあるので仲間だなと思いました。聞いた話によると、本作には「Nony」の「PNP」が登場するらしく、あの時のリベンジができそうだと今からウキウキしております。
HYPERyuki: Snowboard Syndicate
『HYPERyuki: Snowboard Syndicate』は、スノーボードに乗って滑走しながらトリックを決めまくるレースゲームです。どうでしょうか、もうこの時点で面白いと思うのは私だけでしょうか。エクストリームスポーツの対戦ゲームなんて幾らあっても良いですからね。ゲームであれば、どれだけ危険な遊び方をしても怪我しませんし。
タイムアタックを始めとするレース要素はもちろん、大ジャンプで隠しロケーションに突撃したり、エンドレスモードで無心に滑り続けたり、一人でのんびり遊べるのも嬉しいところ。この手のジャンルはスポーティーで硬派な見た目の作品が多いので、カジュアル勢でも取っつきやすそうな印象です。
▲こんなの絶対に気持ち良いでしょ
キャラ性能×ボード性能の掛け合わせでチューニングもしやすく、大ジャンプやグラインドレールを絡めた走行ルートの研究もアツそうです。また北海道のゲレンデコースや、ネオン輝く東京コースも用意されているらしく、日本のロケーションで爆走したい人は要チェックです。
Gutsy Grid
『Gutsy Grid』は、9マスのグリッド上を移動しながら戦うアクションローグライクです。時間経過でアクションカードが配布され、対象範囲となるマス目を計算しながら攻撃を当てていきます。「おお!もしかしてアレじゃん!」と思った方、そうですアレです、トランスミッションです。
チップ…じゃなくてカードで攻撃するほか、連射の効くバスター攻撃も可能。戦闘に時間制限もないため、行動パターンさえ読み切れば押し切れる印象です。とはいえ、ジャスト回避でカード回収までのタイムが短縮されるシステムもあるので、リスクリターンこそあれど積極的に狙いたいところ。
▲ジャスト回避で攻撃の回転率UP
またローグライクらしく特殊能力も取得できるため、ぶっ壊れシナジーと噛み合ったときのバランスがどうなるかにも注目。「所持エネルギーを増やして全カードを装填しまくる」とかできたら面白そうですね。ちなみに、この男の子が持っているのはビデオレンタル屋に置いてあった謎のゲーム機だそうです。
City of None
『City of None』は、彩度を落としたモノトーン風の世界観が印象的な2Dプラットフォームアクションです。『Celeste』の共同制作者様が手掛けているそうで、ダッシュびゅんびゅんの作品になるかと思いきや、硬派でどっしりした動かし方だったので驚きました。
デモ版として遊べる範囲ではパズルギミックが多く、動く壁に対して壁蹴りで張り付いて足場を越えるといった場面も。空中アクションで隙間を突破するCelesteとは異なるものの、序盤からプレイヤーの技術介入度が高く、2Dプラットフォーマーとして着実に系譜を継いでいると感じました。
▲デモ版の制限時間ギリギリでボス撃破
筆者が予想していたよりも落ち着いた仕上がりでしたが、地形やギミックの設計によって面白さが熟成されていて今後の開発が楽しみです。ダッシュ行動を中心とした空中制御は程々にとどめつつ、なおかつ手触りの良いアクションを遊びたい人はウィッシュリストに入れておきましょう。
Starless Umbra
『Starless Umbra』は、SFC時代に発売された往年の名作を彷彿とさせるアクションRPGです。戦闘では最大3名の複数キャラクターを操作し、ローカルによる協力プレイにも対応とのこと(Remote Play TogetherもOK)。ぜひともSFCコントローラーで遊びたいなと思いました。
完全に初見だったのですが、視界の片隅に映ったドット絵好きの心を魅了するグラフィックに引き寄せられ、気付けば試遊台で流れる紹介トレーラーに釘付けに。兎にも角にもルックが良すぎる。とくに、耳の尖ったくるくるメガネのエルフ?がとても気になります。絶対に良い人キャラですよ。
▲攻撃後のヒットストップも気持ち良い
当日の試遊台で操作できた「アマリア」は、通常攻撃のほかに「リープ」と呼ばれるジャンプ攻撃を持っており、タイミング良くボタンを押すと大ダメージを与えられました。スキルスロット的にも複数の技をセットできそうだったので、見た目だけでなくアクション面でも期待が高まります。
Lone Chef
『Lone Chef』は、記憶をなくした少年が巨大スプーンを持って戦う料理アクションゲームです。敵を倒しても経験値はもらえませんが、集めた食材を自分で調理して食べることで基礎能力が増えていきます。レベル上げの代わりに料理をする、といったイメージですね。もちろん、体力の回復や各種バフを掛けるアイテムとして携行も可能です。
これでもかと打ち込まれたピクセルアートはもちろん、出てくる料理がやたらと美味しそうでワクワクします。なんてことはない調理シーンにも力が入っており、主人公が調理器具を器用に使って手際よく食材をさばくムービーがカッコ良くて……言葉じゃ伝えられない!!コレをみてください!!
▲片手で包丁を扱うのも、鍋を勢いよく振るのも、全部がイイ
ゲーム開始直後のストーリーも「頑張って建てたレストランが魔王に一撃で壊される」という衝撃的な展開から始まり、どうやって一矢報いるのかこの先の展開が楽しみです。公式からマルチエンディングとアナウンスされているので、力でねじ伏せて解決するのではなく、料理人として食事で解決する展開を見たいなと個人的に思いました。
Canvas City
『Canvas City』は、ローラーブレードを履いてマップを駆け抜けるターン制SRPGです。ジャンプ台を使って高所を取ったり、グラインドレールを滑って移動したり、パルクールアクションを眺めるような楽しさも持ちあわせています。事前に行動パターンを入力しておき、ターン終了時にまとめて行動する流れで進行します。
トリックを決めると「スタイルポイント(各種スキル発動に必要)」の獲得や、移動距離UPなどの恩恵が得られるため、積極的に動き回ることでリターンを得られるゲーム性になっていました。戦略性も広がるし、見た目も派手になるし、上手く練られている印象です。
▲眺めているだけでも楽しい
またマップの各所には看板やポスターといった「タグ」が置かれており、グラフィティアートを描き込んで陣地を広げると戦局が有利に。陣地数は毎ターン得られるスタイルポイントと紐づいているため、優位性を取るために陣取り要素がある点も面白かったです。待ち伏せよりもアグレッシブに奇襲を仕掛けた方が強いかも。
Pro Jank Footy
『Pro Jank Footy』は、オーストラリアンフットボールを題材にしたスポーツローグライトです。筆者は最初ラグビーと勘違いしたのですが、選手の人数やコートの形状、ゴールで得られる得点などがラグビーと異なるようです。でも基本ルールは同じらしいので、敵選手にタックルをぶちかましてゴールまで走りましょう。
硬派なスポーツゲームというよりもパーティー感が強く、はちゃめちゃなパワーアップアイテムがふんだんに用意されています。選手を巨大化させて長距離シュートで無双したり、ゴールにレンガを積んでバリケードを作ったり、ポータルを設置して反対ゴールまでワープさせたり…もうこんなの絶対に面白いじゃないですか…
▲中央のゴールに入れると6点ゲット!
清々しいほどコメディで取っつきやすく、アイテム効果のバリエーションも多いので大笑いしながら遊べそう。実力差があっても、得点差があっても、すべてちゃぶ台返しできるのは魅力的。ソロプレイで殺人タックルをかますもよし、対戦プレイで友人に殺人タックルをかますもよし、心ゆくまでハチャメチャな試合を楽しみましょう。
GIMMIKO
『GIMMIKO』は、サイコロにスキルを仕込んで戦うアクションローグライクです。カスタマイズしたサイコロを敵にぶつけてダメージを与えつつ、出目によって発動するスキルで豪快に敵を薙ぎ倒せます。1が出ればミサイル、2が出ればウォーターショット、3が出ればパンチ攻撃…みたいな感じですね。
いろいろと悪さができそうなゲーム性も気になるところですが、ちんまりした目隠れ巫女さんがドストライク過ぎて震えました。なんですかこの全部盛りは。海を渡った先に同志がいるなんて嬉しい限りです。全キャラ解放する頃には筆者の癖が大爆発して、GIMMIKOプレゼン大会を開いてしまうかもしれません。
▲直接攻撃ではなくサイコロを投げて戦う(かわいい)
ゲーム性良し、デザイン良し、音楽良し。三方良しで多くのプレイヤーの心を鷲掴みにしてくれることでしょう。Steamの開発ログにキャラクター情報や進捗がたくさん載っていてHAPPYすぎるので気になった方は覗いてみてください。もちろん、忘れずにウィッシュリスト登録してくださいね。そしたら発売の通知が来るから!!
HellHeart Breaker
『HellHeart Breaker』は、アジアテイストの冥界を舞台にしたアクションローグライトです。狐のお面を付けたベリベリキュートな猫耳っ娘や、エキゾチックな青衣装に身を包んだナーガなど、モンスター娘とのデート要素もある様子。そんなの選べないという人は、何周もして全員愛でましょう。
アクションゲームとしての動きも安定感があり、ダンジョン最奥のボスと戦う際は互いのスキルが飛び交う見ごたえある戦闘を楽しめました。序盤とはいえ、ちゃんと避けないとちゃんと死にます(当たり前)。命がけで持ち帰った素材で拠点強化やグルメを楽しめるので、「恋愛」「戦闘」「食事」といった様々な方面で楽しめそうな作品です。
▲ボス戦も歯ごたえがあって面白かったです
戦闘を重視した作品でパートナーを選ぶ際は単純な強さで選びがちですが、ここに恋愛要素を紐づけることで選択肢の幅が広がっていくのも面白いなと思いました。でも、選ばれなかったキャラはボスとして登場するようです(世知辛い)。どこかで絵柄を見たことがあるなと思ったのですが、開発チームは『Cuisineer(キュイジニア)』を作ったチームでした。
クワイエット急行909号室
『クワイエット急行909号室』は、存在しないはずの909号室を探す車窓アドベンチャーゲームです。「車内を探索しながら旅情を味わう」だけに留まらないのが本作の魅力。ローグライクのように出現する3つの選択択から一つを選んで車両を組み替え、列車の編成を変えながらキーアイテムや様々なキャラと出会える点が特徴です。
一見穏やかな作品にも見えますが、駅を旅立ってから7日間が経過するとトンネルの落盤事故が発生。特定の情報やアイテムを所持していなかった場合は事故に巻き込まれ死亡…とはならずに時間が巻き戻って初日にループします。乗客と会話しながら情報を集め、事故を回避しながら909号室に謎に迫っていくわけです。
▲車両はランダム編成のため自分で組み替える
心地よい世界観や優しい語り口のほか、程よいランダム性によって繰り返し遊べる設計になっているのも印象的でした。ディレクターを務める「Kazuhide Oka」氏は、『ナツノカナタ』『午前五時にピアノを弾く』『ムーンレスムーン』『ガールズメイドプディング』といったヒット作を手掛ける実力者なので、本作も例に漏れず業界をざわつかせる作品になることでしょう。
Dream Channel Zero
『Dream Channel Zero』は、不穏とコメディが調和するRPGアドベンチャーです。冒頭からパイナップル人間(死霊)に首を締められそうになったり、おでこに「死」と書かれた怪しい弁髪キャラ(三つ編みっぽい髪型)がガイド役に登場したり、絵に描いたようなシュールがなだれ込んできます。
全方位に癖を持ったキャラが溢れており、ギャグゲーム一直線かと思いきや、どこか不穏でときどき切なさも与えてくる独特の世界観も印象的でした。試遊時に「盗撮趣味があり自己正当化に必死なカードショップのサボテンおじさん」も見れて大満足。ちなみに、彼の店はブルドーザーに破壊されます(已む無し)。
▲ボスは容赦なくタコ殴り
そして、戦闘方法はまさかの拳。敵の弱点にカーソルを合わせてひたすら乱打、乱打、乱打。トドメの一撃で相手が遥か彼方まで吹き飛んで気持ち良かったです。ふざけてるように見えますが、不思議と脱線しすぎない物語の軸があって、最終的にどんな感情を与えてくれるのか非常に楽しみな作品でした。
天使機構 執行部魂救済課
『天使機構 執行部魂救済課』は、人智を越えた怪奇現象が引き起こす「霊害事件」の謎を解き明かすミステリーアドベンチャーゲームです。漢字で統一されたゲームタイトルが既にイケてます。そして皆さん、本作には公安バディが登場します。しかも天使です。福音、鳴っちゃいましたね。
証拠を集めて嘘を見破るなじみ深いシステムを持ちながらも、パキッとしたビジュアルと個性的なキャラによって確固とした世界観を生んでいました。色の使い方というか、線の描き方がめちゃくちゃ好き!霊視の力で相手の記憶を覗き見る推理パートでは、矛盾への指摘がカチッと噛み合う瞬間もあって癖になります。
▲トレーラーから伝わってきますよね、我々の求めているものが…
真面目で堅物キャラの上司「ツジツマ」と、一見チャラそうな長身イケメンの後輩「ダミアン」。そりゃ合いますよね、分かってらっしゃる……バディなんてデコボコであればあるほど良いですからね…最終話までに見れるであろう彼らの友情シーンで確実に泣く気がします。みんなも入れようぜ、ウィッシュリスト。
赫夜 -カグヤ-
『赫夜 -カグヤ-』は、女子高生の二人がテンポの良い掛け合いを見せる初心者に優しい弾幕シューティングです。ゲーム中は注視できませんが、常に何かしらの会話テキストが表示されています(閲覧できるモードもあるかも?)。そして、ゲーム中はフルボイスで喋ってくれます。……フルボイス!??
画面比率が16:9の横型になっており、弾幕を避けるスペースが横に広いのもポイント。縦型に比べて「切り返し(画面端からUターンする移動方法)」の回数が減るため、筆者のようなSTG初心者にも遊びやすい構造なのかなと思いました。またショットの方向を「前方」「左右」「後方」に切り替えられるため、敵が全方位から襲ってきても対処しやすい設計になっています。
▲お気に入りの店を潰されたときのセリフ
シューティングゲームに対して「被弾=即死」のイメージを持っている人も多いと思いますが、本作はライフ制を導入しているので多少のミスが許されるのも嬉しいところ。ボムと併用してゴリ押し戦法もできそうです。お気に入りの中華屋を潰されてガチギレするJKを見たい人は要チェックです。
Foo Is Missing
『Foo Is Missing』は、自分の動いた軌跡に巻き戻れる能力「ロールバック」を使って攻略する2Dアクションゲームです。例えば、「うわ!即死トゲに当たる!一か八かロールバック!!」といった具合でボタンを押すと、何事もなかったかのように戻れます。完璧に使いこなせたら最強だなと思いました。
ロールバックは万が一のリカバリーだけでなく、攻撃の起点や回避行動にも大活躍。通常ジャンプで届かない足場でさえも、跳んだ際に生まれる残像を使えばぴょこっと突破できます。でも時間差を計算する必要があるので、慣れるまではちょっぴり難しそう。百聞は一見に如かず。下記のGIFをご覧ください。
▲こんな感じで飛び移れます
現在発売されている早期アクセス版には、自身の影がダメージ判定を持って追いかけてくる「ドッペルモード」が追加。常に追いかけられる状況が続き、もし止まったら命を狩られるヒリついた戦闘が楽しめるようです。デモ版もあるので気になった方はSteamページを覗いてみてください。
Near The Sun
『Near The Sun』は、妹を背負ったお兄ちゃんが高速移動しながら地下世界を駆けまわる2Dアクションゲームです。カッコ良すぎるよ、お兄ちゃん。しがみつく力が凄すぎるよ、妹ちゃん。スタイリッシュな動きはもちろん、おんぶしながら動き回る設定に目を引かれたのは言うまでもありません。
「ダッシュ中に弱点が露出した敵にぶつかると再ダッシュが可能」という特性を活かし、ハイスピードで駆け抜けるプレイフィール。敵は破壊できずスタン状態になるので、一定時間が経過すれば再利用も可能です。徘徊するロボットを一種の環境ギミックとして扱っているのが上手いなと思いました。
▲連続ダッシュを決めて上手ぶる筆者
また敵はそれぞれ視界を持っており、視界に留まり続けるとチェックポイントからやり直し。闇雲に駆け抜けるだけでなく、タイミングを見計らうステルス要素も搭載。バレないようにしっかり止まる静と、連続ダッシュで一気に駆け抜ける動。動きのメリハリが効いていて、それぞれの要素が製品版でどうなるか楽しみです。
表面迷宮くるまぶ
『表面迷宮くるまぶ』は、2Dマップを立体にしたステージを突き進むアクションパズルゲームです。イメージとしては、A4の紙に書かれたステージを丁寧に折りたたんで、立方体にしたものの中を動き回るって感じですね。何を言ってるか分からないと思いますが、言語化が難しいのでフィーリングで感じ取ってください。
特殊なマップ構造に加えて、重力の向きがコロコロと変わってステージが回転する点も特徴。足場のある方向に重力が掛かるため、一見届かなそうな場所でも壁伝いに移動できたりします。もう脳みそがグニャグニャですよ。泣きそうな顔で後ろから見守る開発者さんをチラ見したら、真剣な眼差しで見守っててくれたので頑張りました。
▲縦横無人すぎる!!
視点が次々と変わるのでパズルを解くまでの試行錯誤も面白く、詰んだと思った直後にヌルっと突破できる場面も。足場ブロックを生成するショット攻撃も用意されており、諦めずに試してみると思わぬ収穫があるのも魅力。収集アイテムとして「車麩(くるまぶ)」が落ちているのもユニークで、独自性の高い作品でした。
プロジェクト・ソラリス
『プロジェクト・ソラリス』は、落ちこぼれの魔女「ソラリス」が相棒のホムンクルス「ホム」と一緒に魔法使いを目指すローグライトRPGです。100日間の限られた期間でホムを育成し、強力なボスに立ち向かいます。能力値のみならず、スキル構成やホムとの信頼度も重要な要素といえるでしょう。
戦闘はQTE(タイミング良くボタンを入力する行為)を交えて展開され、程よくプレイヤースキルが介入する点が特徴です。今回試遊したデモ版のトリを務めるのが、下記の巨大ゴーレム。筆者はボス戦で手が震え、ミスを連発したので無事に撃沈しました。絶妙なバランスです(負け惜しみ)。
▲QTEを決めるとクリティカルで大ダメージ!
物語も謎が多いようで、吐血しながら時間がないと呟くソラリスの母親「クロワゼ」、ホムンクルスを生み出す錬金術に目を付ける三賢者「メルキオール」、二人を消そうとする怪しいおじさん「バルタザール」など、気になる人物の姿も。様々な伏線がどういった結果に繋がるのか非常に楽しみです。
Handlime
『Handlime』は、カメラを使ったモーショントラッキングで遊ぶアクションゲームです。プレイヤーの手の動きを認識し、地面を掻くような動きをすると前進、腕を上にあげるとジャンプ、といった形で手の動きと連動してスライムが動きます。システムが面白すぎる!!
チュートリアルの説明に親指を突き上げて「了解👍」とハンドサインを送るなど、すべてのアクションが手の動きだけで完結していて見事でした。道中のドアを開くために「チョキを出してください!」と指示されて思わずニッコリ。自分のピースサインがちゃんと認証されてご満悦でした。
▲全力のVサイン
WebカメラなんてオンラインMTGでしか使わないので、こういった遊び心を感じるゲームが増えたら良いのになーと心から思いました。ちなみに、タイムアタックの記録は3分59秒。横の方が2分ちょいでクリアしてて結構ビビりました。現在Boothにてダウンロード版が購入できるので、気になった方は挑戦してみてください。
【販売ページ】
https://bonjory.booth.pm/items/7729684
ヨーデルゴルフ
『ヨーデルゴルフ』は、ひとつのボールを最大4人で協力しながらカップインさせるゴルフゲームです。知り合いに「めっちゃ面白いから絶対にやって!」と言われ突撃。ライバルを妨害する対戦型ギスギスゴルフしか遊んだことがなかったので、協力型ゴルフも良いよなとしみじみ思いました。
面白いシステムとして、ボイスチャットで喋った言葉が文字起こしされ、即座にオブジェクトとなってフィールドへばら撒かれます。プレイ中のおしゃべりに重点が置かれており、マルチプレイでわちゃわちゃ楽しむにはうってつけのゲーム性となっていました。「ウェーイwww」とか出してみたいですね。
▲写真を撮り忘れましたがこんな感じです
筆者はゴーカートを拾ってプレイヤーを運びつつ、「ついでに敵も轢いときますね~」とその辺に湧いてきた妨害キャラに突進してました。役割分担をしながら遊べるのも協力ゴルフならではの良いところだな~と思った次第です。友人を誘ってほっこりゴルフを楽しみたい方は要チェック。

